Y様邸の造作工事。

二間続きの和室は昔ながらの造作部材の構成で格式のある和室スタイルです。
壁も砂壁仕上げなのでこれから左官工事が入ります。

和室同士の堺に取り付けられた欄間と奥座敷の書院は解体前の母屋で使われていたものです。

床の間の床框と落とし框は蝋引きという加工で仕上げられた槐(エンジュ)を使いました。

それぞれ取り付け前に、艶を蘇らせる為ひと手間加えています。

床框が養生で隠れてしまいましたが、仕上がりの様子は後日ご覧いただきましょう。

神棚も解体前の母屋から外したもので、前と同じ様に装飾されました。

玄関ホールの飾り棚も造作で仕上げました。
間接照明が入り、玄関を入ったとき印象に残る装飾ポイントです。

クロス工事も下地処理が始まっています。
フランス壁・砂壁と左官屋さんの工事も入り、仕上げに向けて佳境を迎えています。