壁の断熱工事・可変調湿気密シート施工後、天井を支える骨組み『野縁』を組んでいきます。

が、その前に建築基準法第22条の指定区域なので、延焼のおそれのある部分に関して準防火性能を確保する為に石膏ボードを張ります。

天井を組む野縁の材質はLVLと呼ばれる木質の単板積層材です。
含水率が一般的な材料よりも低いので、収縮による動き(反りやねじれ)が無垢材の野縁や他メーカーのLVL材よりも少ないので、将来的にも天井に起こる不具合の発生リスクが非常に少ないのです。

2階天井は外皮(熱的境界)になるので、気密シート施工の上、天井下地ボードを張ります。

下階は下屋となる部分と上階が上がる部分で気密を確保。

下屋部分と上階有りの部分とで、不陸が無いよう野縁を組みます。

下地ボード張りにつづく。