上棟から半月経ったのK様邸。
外部は耐力面材・高純度アルミ遮熱シート・通気胴縁と下地処理が進み、外壁張りがスタート。
外部の工事は雨のリスクもあるので、ここまで来るのは本当にあっという間です。
屋根葺きは特に…。
遅くとも上棟の翌日から屋根葺き工事が始まります。
外部も大まかな作業を終えると安全の為、メッシュシートで囲われる為、状況が目視できませんが…
的確な施工で仕上げ工事まで一気に進みます。
内部では…
上棟直後にサッシの取り付け高を設定します。
(プラン段階で取り付け高さもきちんと設定しますが、空間としての仕上がりや他部位との納まりを考慮する場合は調整が入ります。)
電気配線の確認・建築金物の確認・熱橋処理を断熱工事の前に行います。
換気のためのスリーブもこの時点で設置します。
どれも後から手直しがきかない隠蔽される部分。
窓の高さも躯体・断熱・気密に係る為、後から変えるには一苦労します。
そういった観点から施工の精度をしっかり確認したうえで断熱材のウッドファイバーを敷き込んでいきます。
配線回りも隙間のないよう、専用の気密部材も使用しています。
下屋と総二階部分の取り合い部も確実に断熱処理。
断熱材の充填状況もいずれは可変調湿気密シートや石膏ボード・仕上げ材で隠れる部分。
施工する職人と棟梁と現場管理と連携と何度もチェックは怠りません。
自然素材だからこそ…ということもありますが、後からの不具合を発生させない適正かつ確実な施工を関係者一丸となって家づくりをさせていただいています。
大工工事はまだ序盤。
職人も管理も施主様の思いを大切にしながら工事進めていきます。