前回のY様邸土台敷から翌日、1階小屋梁・2階柱・2階小屋組と建て方が遂行されました。

1階リビングは勾配天井になる計画ですので、母屋梁が勾配成りに組まれていきます。

2階は全面が屋根成りの勾配天井。
母屋梁に、通常よりも断面寸法の大きい垂木留めつけていきます。

屋根断熱になる部分、陽射しによる暑さを取り込まない為には遮熱と通気が重要です。
遮熱シートの受けを垂木の両側に付けているので、シートを確実に張っていきます。

また、通気層はただの空気の層ではありません。
日射で熱気のこもった空気を換気する必要があるため、軒先(外壁と軒天の取り合い部)に通気の入り口があり、棟に通気の出口(棟換気)があり、効率よく換気を働かせます。

遮熱シート→野地合板→下葺き→屋根材
外部は足場シートで隠れてしまいましたが、内部では作業が進んでいます。

引抜金物の取付・換気口部材取付・電気配線・気密処理 etc…