立春を迎えた2月の事。
胆沢ではM様邸の解体工事が着手しました。

代々住まい継がれてきた大屋根の瓦が目を惹く母屋でしたが、3.11の震災の被害から老朽化が進行した為、住まいの建て替えに踏み切りました。

母屋の屋根に使われていた瓦は、施主様のご希望で、砕いたのち砕石の代わりに敷地内の通路に敷き込みました。

長年住み、親しんだ母屋の記念に残したいという施主様のご希望で鬼瓦は丁寧に取り外され、施主様のもとへ。

既存母屋の解体完了後、地盤調査を行いました。
支持層までの深さが一定でない為、ねじ状の形をした支持杭で周面抵抗力を確保できる『スクリューフリクションパイル工法』で補強されました。

基礎の掘削が始まり、根切深さまで掘削をすると支持杭の頭が目視できました。

現在は基礎の養生期間中です。