11月13日、御堂正面の建具の取り付けが完了し竣工。

飛檐(ひえん)垂木の小口には銅板の装飾がなされ、煌びやかな佇まいになりました。設置したての現状はぎらぎらとしていますが、しばらくすると色が落ち着き、やがて表面に緑青(ろくしょう)が生じ、美しい緑色になります。

11月28日、建て替え工事の竣工と新たな姿に生まれ変わった毘沙門堂のお披露目を兼ね落成式が行われました。
弊社からは工事の担当をさせていただいた佐藤良光と工事に携わった2人の職人が出席しました。

式典は、事故無く無事竣工した感謝を伝える祝詞奏上・四方清祓などの神事や、神楽の奉納が行われました。

毘沙門堂建替・発掘調査実行委員会より感謝状が授与されました。

毘沙門堂建て替え工事 落成式については、11月30日の胆江新聞にも掲載があり、地域の文化を守る工事に携わらせていただいたこと、弊社にとっても非常に貴重な工事をさせていただきました。