江刺A様邸は解体着手からおよそ4か月が経ちました。
年明けの1月からフローリング張りや造作工事が行われていました。
実は前回の1/21大工日記更新時には既に造作工事の最中だったのです;
日記が追い付かず申し訳ございませんでした;

階段設置後、2階の階段吹き抜け部分の手摺は大工の手作りのものが取り付けられました。

収納内部は桐で統一。

アーチの下がり壁ができるまでの様子。

まだまだご覧いただきたい造作はたくさんあるのですが…
ここからは内装仕上げ工事の様子です。

壁紙などを貼る直前の工程パテ埋め(下地処理とも言います)

この下地処理が乾くまでの間、フランス塗り壁の塗りパターンを職人と打ち合わせして決めていきます。

同じ塗りパターンでも大きめの柄か、細かい柄か…
また荒々しいタッチかソフトなタッチか…
施主様がどんな仕上がりを好まれるのか、どんなインテリアをイメージされているのか、ここで実演し最終確認を行います。

ここまで細かく繊細に様々なパターンを使い分けて表現出来るのは本当に腕の良い職人さんだけです。腕の良い職人さんでも大抵はサンプルを渡すとサンプル通りに施工してしまうので…
余談でした。

施主様も左官を体験していただきました。

告知になりますが、施主様のご厚意を頂き、
3月7日(土)・3月8日(日)の2日間 完成見学会の開催が決定致しました。
詳細が決まり次第こちらの『大工日記』に掲載させていただきます。

見学会開催は寒い時季ですが、寒い時期だからこそ断熱性の重要性や呼吸するSuHa(スーハ)をご体感いただける機会になるかと思います。

唯一無二の間取りや造作も皆様の今後の家づくりのご参考になれれば幸いです。